「やりたいことが見つからない」
「何をしたいのかがわからない」
こういった時、
自分の好きなことがわからなくなっている状態。
自分の体や心が、
どんなことで気持ちいい!嬉しい!と喜ぶのかが
わからなくなってしまってるんですよね。
何かに我慢しすぎているのか、
やりたくないことをやり続けているのかもしれません。
こんなことを言うと、
「全然そんなことありません!」と
慌てて答える方、
「全然そんなことありません!」と
自分に言い聞かせてきてるのかもしれません。

☆
感覚というのは、体や心のセンサーでもって、
自分の好きや嫌いがハッキリと出るところでもあります。
シンプルなんですよ、本当は。
しかし、多くの人たちが、
この感覚を無視しています。
自分の感覚よりも、
正しいか間違っているか、
損か得か
一般的か異質になるのか
周囲の反応はどうだろうか
普通に受け入れられるのだろうか
などなど。
自分の体や心の反応よりも、
周囲の反応を気にしていることが多いのかもしれません。
これを当たり前のようにやり続ければ、
感覚は鈍り、立派な不感症になっていきます。
みんな個性が大事と口では言いますが、
個性を怖がる人はたくさんいますからね。
自分の素の感覚を表に出すことは、
異質な者と扱われそうで、
脅威なんだと思います。

☆
誰に理解されなくても、
自分だけは自分の感覚を受け取る。
そうやって自分の感覚を受け入れている人は、
輪郭のハッキリした存在感がありますよね。
「やりたいことが見つからない」
「何をしたいのかがわからない」
そう感じたら、
やりたいことを探すよりも、
やめたいことに気づいてみませんか?
やりたくないのに、
思考で自分を納得させながらやっていることがあれば、
それがあなたの感度を鈍くしているのかもしれません。
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